鷹・千賀が初実戦で最速159キロ! 驚愕のストレート全球154キロ以上に「ボチボチです」

千賀滉大

ソフトバンク・千賀滉大投手(28)が12日、春季教育リーグ・中日戦(タマスタ筑後)に先発して2回無失点に抑えた。投球内容は球数32球、被安打1、与四球2、奪三振3、最速は159キロ。計測表示されたストレート全球が154キロ以上だった。

「ここ最近の疲れ具合から(球速は)そんなに出ないと思っていたけど、それなりに出たんでボチボチです」と表情は柔らかかった。剛速球連発に球団関係者らも感嘆の声を上げ、順調な調整をうかがわせた。

唯一許した安打は、初回二死から元同僚で2010年ドラフト入団の同期だった山下斐紹捕手(28)に打たれた左翼越えの二塁打だった。

バッテリーを組んだドラフト3位ルーキーの牧原巧汰(18=日大藤沢)が盗塁を刺した場面では、笑みを浮かべて緊張ぎみの新人を盛り立てる姿も印象的だった。

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