巨人・原監督 好守で活躍の捕手・大城を評価「守りはだいぶまた上達している」

本塁打だけでなく、リードでエース・菅野の好投を導いた巨人・大城(右)

巨人の原辰徳監督(62)が12日に、オリックスとのオープン戦(京セラ)での勝利に大きく貢献した大城を称賛した。

正捕手候補筆頭の大城が、この日は好守で結果を残した。先発したエース・菅野を5回無失点と導くと、打っては6回に山本から放った先制のソロ弾を含む3打数2安打1打点と躍動。開幕スタメンマスクへ弾みをつけた。

〝打てる捕手〟としての持ち味を発揮した大城に対して、原監督も「守りはだいぶまた上達しているし、本来のバッティングというものも出てくると大きいですね」と高く評価。6回に0―3と打者有利のカウントから一発で仕留め切ったスイングに関しても「価値がある? そういうことですね」とうなった。

この日先発した菅野についても「全体的に(調子を)維持してくれていると思います。かなりギアが上がってきているんじゃないでしょうかね」と太鼓判。そんなエースの正妻として、大城は攻守における「総合力」で指揮官にアピールを続けていく。

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