巨人・原監督 5回途中4四球で降板の高橋優貴に意外な評価「荒れ球は彼の特徴」

高橋優貴への評価は…

巨人の原辰徳監督(62)が、4四球を与えながら5回途中2安打無失点のローテ候補左腕を評価した。

日本ハムとのオープン戦(7日、札幌ドーム)で巨人は3年目左腕・高橋優貴投手(24)が先発。4四球と制球が乱れたものの、女房役・大城が2度二盗を阻止するなど、援護もあり5回途中無失点で4―1での3連勝に貢献した。

5回二死二塁で四球を与え、92球での交代に高橋は「(味方に)助けられた部分が多かった。これまでの試合より、内容としては良くなかった」と反省しきりだった。

それでも指揮官は「課題はあるけど、勢いは。まぁ、荒れ球は彼の特徴でもあるからね」と高橋の力のある直球を評価。すでに菅野、戸郷、サンチェス、井納と右腕4人の開幕ローテ入りが内定し、残る2枠を高橋、今村、ドラ1・平内らが争っている。貴重な左の先発候補だけに、首脳陣の高橋への期待は大きいようだ。

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