新日本プロレスのジュース・ロビンソン(31)とデビッド・フィンレー(27)が13日(日本時間14日)に配信された米国「インパクト・レスリング」のビッグマッチ「サクリファイス2021」に登場。カール・アンダーソン(41)、ドク・ギャローズ(37)組を撃破し、インパクト世界タッグ王座を奪取した。
フィンレーとジュースは2月にインパクトに初参戦。新日本プロレスや世界最大団体・WWEで名コンビとして活躍したアンダーソンとギャローズの「グッド・ブラザーズ」と遺恨が勃発し、今回の王座戦が実現した。
キャリアに勝る王者組の連携の前にジュースが孤立し、大苦戦を強いられた。バックドロップとリバースガンスタンの合体技を浴びると、マジックキラーを狙われたが、間一髪でフィンレーが救出。息を吹き返したジュースがナックルパートを連発して反撃に出る。
ジュースとフィンレーは、ギャローズをダブルのラリアートで場外に排除しアンダーソンを孤立させる。最後は必殺のドゥームズデイ・デバイスを決めて3カウントを奪ってみせた。
世界的なタッグチームを破ってベルトを奪取した2人は抱き合って歓喜。新王者組、そして新日本とインパクト両団体の今後の動向にも注目が集まりそうだ。