貧打にあえぐジャイアンツ打線に、指揮官らが「喝」だ! 巨人の原辰徳監督(62)が14日に、完封負けを喫した阪神戦(甲子園)を振り返り、低調に終わった打線への苦言を呈した。
この日は坂本が腰の張りを訴えて欠場。なんとかその穴をカバーしたい打線だったが、結果的には若林、梶谷、岡本の放った安打3本のみに終わった。
試合後、指揮官は「ま~~打てないね。キャンプの成果を出してほしいけど、なかなか空回りしているね」とがっくり。また「こういう状況じゃやっぱり、新外国人選手に期待してしまうよね。そういうチームであってほしくない」と、辛口に評価した。
特に、混迷を極める正二塁手争いの行方は、最後までもつれそうだ。原監督は「まあ一生懸命やっているけどね。なかなか難しいね。若林はコンスタントに出ているね」。元木ヘッドコーチも「ワカ(若林)は最近頑張ってるけどね」としながらも「もっともっと若いやつらがアピールしないと、いくらオープン戦とはいえ、情けないね」と、あきれ顔を見せた。
新外国人選手の来日はまだ未定となっているが、レギュラー争いを繰り広げる〝ヤングG〟にとっては、強く尻をたたかれた格好だ。