【全日本】ヨシタツが〝岩石落とし対決〟制す  3冠奪取後の3つのマニフェストとは…

ヨシタツ(左)は諏訪魔に3冠奪取予告

14日の全日本プロレス・後楽園ホール大会で、ヨシタツ(43)が、3冠ヘビー級王者・諏訪魔(44)とのタイトル戦(21日、京都・KBSホール)を前に〝岩石落とし対決〟を制し、王座奪取へ弾みをつけた。

1週間後の京都決戦を控え、タッグの前哨戦で激突。共に岩石落としを得意とする2人は対戦決定以降「どちらのバックドロップが上か」にこだわりを見せており、この日も序盤から互いに体勢に入り、阻止しあうなど激しい攻防を展開した。

しかしこの日、軍配が上がったのは、黒のショートタイツにレガースで臨んだヨシタツだ。終盤、とうとう諏訪魔を岩石落としでマットに叩きつけることに成功。そこへヨシタツのパートナー・西村修がスピニングトーホーホールドからの足4の字固めで動きを封じているところに、佐藤光留も岩石落としでぶん投げて3カウントを奪った。

試合後マイクを持ったヨシタツは「諏訪魔! お前が俺に要求していたバックドロップ対決、今日は俺の完勝だ!」と勝利宣言。さらに「京都で3冠を巻いた際には3つのマニフェストを実現する。1、全日本プロレスの海外進出。2、映画『ヨシタツ村』の制作。3、全日本プロレスのイメージアップだ! 今日ここ後楽園ホールに革命のファンファーレが鳴り響いた」と叫ぶと意気揚々引き上げた。何はともあれ、映画「ヨシタツ村」はいったいどんな内容なのか…!?

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