スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)の今後に現地メディアが危機感を示した。
13日のアトレチコ・マドリード戦で加入後初めて出番なしに終わった久保。出場機会が減る一方の現状について、保有元であるレアル・マドリードの専門メディア「デフェンサセントラル」は「マドリードの我慢は限界に達し、腹を立てている。ヘタフェが期限付き移籍を要求したのに、出場時間を与えることが再び理解されていないからだ。ビリャレアルと同じ話が繰り返されるのか」と報道。Rマドリードが久保の現状を危惧していることが浮き彫りになった。
ただ、Rマドリード側もすでに久保を今夏の放出リストに入れているとみられており、このままアピールの機会がないようならば、あっさり〝見切る〟可能性もある。
同メディアは「久保はヘタフェでストレスを感じている。彼は定期的にプレーしておらず(Rマドリードの)ジダン監督が彼をチームに入れたくないのではないかと恐れている。来季マドリードでプレーするという彼の夢は明らかにしぼみ始めている」と指摘しており、来季の復帰は赤信号が灯りつつある。
窮地からの逆襲はあるのか。日本の至宝が正念場を迎えている。