日本KFCがユニホーム刷新 創業50周年、着心地重視

創業50周年を機に新しくなったユニホーム

 日本ケンタッキー・フライド・チキン(日本KFC、横浜市西区)は15日、創業50周年を機に、ケンタッキーフライドチキン(KFC)店舗で働く従業員のユニホームを新しくすると発表した。従来よりシンプルなデザインで、働きやすいよう通気性などの着心地を重視したという。

 KFCは1970年3月、日本万国博覧会(大阪万博)に米国ケンタッキー・フライド・チキンの実験店として日本上陸した。当初は赤と白のストライプのユニホームだったが、時代とともに変わり、今回で10代目となった。

 新ユニホームは社員が水色で、アルバイト従業員「パートナー」は紺色と灰色のいずれかを選ぶ。KFCブランドカラーの赤がアクセントで入っているのが特徴。従業員の意見を取り入れ、速乾性や透けにくさを改善した。昨年8月から順次切り替えを進め、今年7月末までに全店舗で導入する予定。

 日本KFCは2019年度からブランドイメージを改め、ロゴや店舗デザインをシンプルなものに順次変えているという。担当者は「時代に順応していきたい。制服が変わったことで、親しみを感じてもらいたい」と話した。

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