【米アカデミー賞】世界的ヒット「鬼滅の刃」ノミネートならず…日本の長編アニメ“全滅”

日本の長編アニメは米アカデミー賞にノミネートされなかった(ロイター)

4月25日にハリウッドで発表・授賞式が行われる「第93回米アカデミー賞」の長編アニメ映画部門にエントリーされていた日本の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は惜しくもノミネートされなかった。

米映画芸術科学アカデミーは15日午前(日本時間同日午後)、同賞候補を発表。日本からは「鬼滅の刃」に加え、スタジオジブリの「アーヤと魔女」、岩井澤健治監督の「音楽」、山崎貴監督の「ルパン三世 THE FIRST」、湯浅政明監督の「きみと、波にのれたら」、スタジオコロリドの「泣きたい私は猫をかぶる」の計6作品がエントリーしていたが、いずれも候補には選ばれなかった。

「鬼滅の刃」は2020年世界興行収入ランキングのアニメ部門で1位を記録していた。

長編アニメ映画部門にノミネートされたのは米国のダン・スキャンロン監督作品「2分の1の魔法」や米中合作のネットフリックス作品「フェイフェイと月の冒険」など5作だった。

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