【新型コロナ】15日の神奈川、2人死亡55人感染 変異株は新たに3人

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で15日、2人の死亡と、10歳未満~90代の男女55人の感染が新たに確認された。26人の感染経路が不明。

 死亡した相模原市の70代男性には基礎疾患があり、市内の病院に入院していたという。亡くなった横須賀市の90代女性はクラスター(感染者集団)が発生した市立うわまち病院に1月上旬から入院。2月7日に感染が判明し、3月14日に死亡した。元の疾患が死因という。

 横浜市によると、これまで部員3人が感染した市内の大学の運動部で、新たに部員2人の陽性が判明。市はクラスターと認定した。市は部員ら約130人を対象に集団検査を実施している。市内のクラスター関連では、特別養護老人ホームと戸塚共立第2病院(戸塚区)で新たに各1人の感染が確認され、感染者数はそれぞれ計34人、計9人となった。

 県は15日、既に発表されていた新型コロナウイルス感染者のうち、県内の10歳未満~20代の男女3人が変異株に感染していたと発表した。株の種類は検査中という。いずれも軽症または無症状。県内の変異株感染者は48人となった。

© 株式会社神奈川新聞社