長崎帆船まつり 2年ぶり4月23日に開幕 日本丸など国内5隻参加

 長崎帆船まつり実行委(塩脇傳英委員長)は15日、2年ぶりとなる長崎帆船まつりについて、新型コロナウイルスの感染症対策を講じた上で、4月23~27日に長崎港で実施すると発表した。長崎開港450周年を盛り上げるスタートアップイベント。全長100メートルを超える大型帆船の日本丸、海王丸が2010年以来11年ぶりに共演する。
 2隻と観光丸、みらいへ、Amiの計5隻の国内帆船が参加し、入港パレードと帆船ライトアップなどを実施。今年は新たに光る風船を夜空に放つほか、海を背景にしたフォトスポットを設置する。「密」を避けるため、セイルドリルと打ち上げ花火は実施しない。
 会場に入退場口を設置し、事前予約システムも採用。水分補給以外の食事と飲酒を禁止する。実行委事務局の長崎市は「感染症対策に気を付けながら楽しんでほしい」としている。
 長崎県出身のタレント、松尾悠花さんがアンバサダーを務める。


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