【WWE】「レッスルマニア37」で王者ラシュリーとマッキンタイアのWWE王座戦決定

ボビー・ラシュリーはザ・ミズ(下)を一蹴して初防衛に成功した(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【フロリダ州セントピーターズバーグ15日(日本時間16日)発】WWEのロウ大会が配信され、祭典「レッスルマニア37」(4月10、11日=フロリダ州タンパ)でのWWE王座戦が正式決定した。王者ボビー・ラシュリー(44)に元王者のドリュー・マッキンタイア(35)が挑戦する。

両雄がリング上で対峙すると大会冒頭で王座戦が正式発表され、早くも大乱闘が展開される。ここに2月の「エリミネーション・チェンバー(EC)」EC戦後に姑息に王者となるもラシュリーに王座を奪われたザ・ミズ(40)も加わり、王者が去った後にマッキンタイアとミズがシングルで激突した。

諦めの悪い前王者のミズは相棒のジョン・モリソン(41)を介入させるが、アラバマスラムを決めた際に3カウントを妨害したことでモリソンが退場処分となった。

一気に出たマッキンタイアはネックブリーカーから必殺のクレイモア(ランニング式シングルドロップキック)一撃。すでに勝負は決まっていたが、祭典のロゴを指差すと、何とラシュリーの必殺技ハートロック(フルネルソン固め)でタップを奪った。

マッキンタイアは6日後のPPV大会「ファストレーン」で遺恨深まるシェイマス(43)とシングル戦を行うが、メインでは王者とシェイマスがシングルで激突。マッキンタイアはリングサイドで試合を見届けた。

最後は王者がスピアー一撃で快勝。試合後、マッキンタイアはリングに飛び込むと、王者にクレイモアを決めて決戦へ先制打を放った。

「レッスルマニア37」は日本時間4月11日、12日にWWEネットワークで配信される。

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