「推し休暇」の“生みの親”水樹奈々が第1子出産

水樹奈々

声優、歌手の水樹奈々(41)が16日、自身のブログを更新し、第1子出産を報告した。

水樹は「先日無事に第1子を出産しましたことをご報告させていただきます。予定日より早めの出産になり、とても緊張しましたが、母子共に元気で経過も順調です」と報告。続けて「初めて抱っこした時、感動で涙が溢れたと共に、目に入れても痛くないとはこういうことか!!と実感(笑)」とママになった喜びを伝えた。今後は「ママとして奮闘の日々が始まりますが、身体のケアもしっかりしながら、お仕事も頑張っていきたいと思っています! みなさん引き続き、温かい目で見守ってやってください!!」としている。

水樹は昨年7月7日、音楽関係者の男性との結婚を発表。同年11月に妊娠を報告していた。

今回の吉報で思い出されるのが、株式会社「ひろろ」の鶴見至善社長が8日に発表した“推し休暇”(応援するアイドルが卒業、結婚した場合に通常の年次有給休暇とは別に有給の慶弔休暇を付与)だ。アイドルファンにとってうれしすぎる制度はを設けた鶴見氏はこの日、「ABEMAヒルズ」にリモート出演。「一緒に仕事をしていた人が推しの声優の結婚発表を聞いて動揺し、仕事が手につかなかった」とユニークな勤務規定導入のきっかけを語った。当時のツイートでわかるのだが、この声優が水樹なのだ。結婚発表当日、鶴見氏は「一緒にプロジェクトやってるクリエイターが水樹奈々のオタクなんだけど、生きてるかな、、、」とつぶやいている。人気声優の結婚が原点となり、今月になって従業員の推しが卒業することが決まったことから「推し休」を勤務規定に追加した…という流れだ。

ちなみに鶴見氏の推しはアイドルグループ「9nine」の村田寛奈。社名も村田の愛称“ひろろ”が由来。推し休暇が話題になるたびに「村田寛奈ちゃんもよろしくお願いします」と呼びかけている。

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