ブルージェイズ モントーヨ監督の2022年の契約オプションを行使

日本時間3月17日、ブルージェイズのロス・アトキンスGMはチャーリー・モントーヨ監督の2022年の契約オプションを行使したことを発表した。これによりモントーヨは今季を含めて少なくともあと2シーズン、ブルージェイズの指揮を執ることになった。モントーヨは2018年限りで退任したジョン・ギボンズに代わって監督に就任。2019年は95敗を喫して地区4位に終わったが、昨季は32勝28敗でチームを4年ぶりのポストシーズン進出へ導いた。

モントーヨは「この球団は私にメジャーの監督を務める最初のチャンスを与えてくれた。マーク・シャパイロ(球団社長)とロス・アトキンス(GM)にはいつも感謝しているんだ」とコメント。「昨年の困難な状況のなかでコーチや選手たちがしてくれた働きを誇りに思っている。でも、まだやるべきことがたくさん残っている。球団がオプションを行使してくれたのは嬉しいし、優勝するという目標の達成に貢献できるようベストを尽くしたい」と意気込みを語った。

モントーヨのブルージェイズの監督としての最初の仕事は、ボー・ビシェット、ブラディミール・ゲレーロJr.、キャバン・ビジオ、ルルデス・グリエルJr.といった若手選手が中心のチームをポストシーズン進出を狙えるチームへと成長させることだった。就任1年目は95敗を喫したが、昨季はこうした若手選手の成長もあり、4年ぶりのポストシーズン進出を達成。打線はリーグ3位となる302得点を叩き出した。今オフはジョージ・スプリンガーやマーカス・セミエンがチームに加わっており、いよいよ本格的に1992~93年以来の世界一を狙うタイミングが到来している。

アトキンスは「このチームの成長ぶりにはとても手応えを感じている。モントーヨはその大きな役割を担っている。一緒に明るい未来を作っていけると思う」とモントーヨの手腕への信頼を口にする。モントーヨにはまず、今季からの2年間でフロントの期待に応える結果を出すことが求められる。

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