最乗寺、松田山、丹沢湖…足柄エリアの魅力発進へサイト開設

足柄エリアの観光情報をまとめたサイト「箱根のとなり 千年の湧水地あしがら」

 神奈川県西部にある足柄エリアの魅力を発信しようと、南足柄市と足柄上郡5町(大井、中井、松田、山北、開成町)が、エリア内の観光情報をまとめたインターネットサイト「箱根のとなり 千年の湧水地あしがら」を開設した。

 サイトは1市5町でつくる「あしがらローカルブランディング推進協議会」が観光客誘致に向け広域的に連携をしようと立ち上げた。これまで足柄エリアの情報をまとめて掲載するサイトはなく、丹沢山系の豊かな自然と清流やのどかな田園風景に恵まれた1市5町それぞれの魅力を伝える。

 観光スポットとして大雄山最乗寺(南足柄)や河津桜の名所として名高い西平畑公園(松田)など69カ所を紹介。アウトドアを楽しめる施設もエリア内で多いことから七つのモデルコースも案内している。

 スタンドアップパドルボード(SUP)が盛んになりつつある丹沢湖(山北)を中心したコースでは、午前中に湖上でSUPを楽しみ、午後は中川温泉(同)でのんびり。帰りには古民家の瀬戸屋敷(開成)を見学したり、道の駅「足柄・金太郎のふるさと」(南足柄)でお土産を買ったりするルートを勧めている。

 サイト開設を記念し、抽選で30人に相州牛や地酒などをプレゼントする。申し込みはサイト(https://ashigara-local.jp)で、24日まで。

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