橋下徹氏「最悪の危機管理の典型例」 武田総務相のNTT社長との会食同席に言及

橋下徹氏

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が18日、ツイッターでNTT社長との会食を認めた武田総務相に言及した。

武田総務相は18日の衆院総務委員会で昨年11月にNTT澤田社長やJR東海の葛西名誉会長との会食に同席したことを認めた。武田総務相は総務省の接待問題に絡み、自身については「国民の疑念を抱くような会食に応じることはない」などと明言を避けていた。

これについて橋下氏は「初めからそう言って、あとは堂々とルールに基づいていたと言うか、ルールに反していたなら反省・謝罪をしておけばよかったのに。いまからどんな弁明をしても国民は耳を貸さない。国民から疑念を持たれる会食となってしまった」と最悪の事態になったという見解を示した。

またここまでの経緯について「最悪の危機管理の典型例。武田大臣の下での調査報告なんて国民の誰も信用しないだろう。このような指導者の姿勢が、霞ヶ関の官僚たちを、証拠を突きつけられるまでは必死に逃げ切ろうとする態度にさせる。ほんといまの日本政府の不誠実な態度は最悪だ」と厳しく批判した。

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