【森保ジャパン】3月Aマッチデーの感染対策発表 対戦相手国に行動制限、検査体制の徹底も

森保監督

日本サッカー協会が18日、森保ジャパンの日韓戦(25日、日産)を始めとした3月の国際Aマッチデー期間における新型コロナウイルスの感染対策方針を発表した。

緊急事態宣言下の現在は外国人の入国が認められていないが、今回の期間では韓国、モンゴル、アルゼンチンの選手やスタッフの入国が日本政府から特例措置として認められた。

日本サッカー協会の須原清貴専務理事が感染対策の内容についてオンラインで説明。「一般の皆様との接触を徹底的に避ける。検査を徹底して行う」と説明。相手国の選手団は入国後に宿舎や練習および試合会場のみに行動が制限され、移動時も公共交通機関は利用せずバスや飛行機はチャーターする。

検査体制も徹底し「出国前72時間以内に検査をして陰性が証明されたうえで出発。到着時は空港内で抗原検査を行う。入国翌日から試合前日まで毎日検査を行う。陰性が確認されてからでないと試合には出られない」と厳格に実施する方針だ。

また、日本代表においても海外組と国内組が基本的に分離して生活することが決まった。

「日本代表メンバーは、海外から入国した選手及びスタッフと国内組は完全に分けて行動する。一緒になるのは練習と試合のみ。ホテルのフロアや食事会場、移動におけるバス、練習場のロッカーなども分けた対応を考えている」と須原専務理事。マッサージルームやインタビュールームなども分けられる。ミーティングについては同じ部屋で実施するものの席を離すことになり、基本的に対面で直接コミュニケーションを行うことを避ける。

「オンラインを使ったコミュニケーションが選手の中でも浸透している。理想的ではないが与えられた環境で何ができるか」と宿舎ではオンラインの導入が徹底されることになった。

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