今オフ積極補強のメッツ 番記者が開幕戦のラインナップを予想

今オフのメッツはインディアンスとのトレードでフランシスコ・リンドーアを獲得し、フリーエージェント市場ではジェームス・マッキャン、ジョナサン・ビヤー、アルバート・アルモラJr.、ケビン・ピラーらを補強。野手の層が一気に厚くなった。ベンチにもレギュラークラスの野手が控える豪華な陣容となったが、メジャーリーグ公式サイトではメッツの番記者を務めるアンソニー・ディコーモが開幕戦のラインナップを予想している。

ディコーモが予想したラインナップは以下の通り。

(中)ブランドン・ニモ
(遊)フランシスコ・リンドーア
(右)マイケル・コンフォート
(一)ピート・アロンゾ
(左)ドミニク・スミス
(二)ジェフ・マクニール
(三)J・D・デービス
(捕)ジェームス・マッキャン
(投)ジェイコブ・デグロム

1番については、ルイス・ロハス監督がニモのほか、マクニールも候補に挙げている。両者とも左打ちのため、相手先発投手が左腕のときには両打ちのリンドーアや右打ちのピラーがリードオフマンを務める可能性もありそうだ。2番はリンドーアが最有力。過去には長距離砲のアロンゾを2番で起用したケースもあり、左腕に対してリンドーア、アロンゾという1・2番コンビが起用されるケースも出てくるだろう。

中軸は3番・コンフォート、4番・アロンゾ、5番・スミスという予想。ニモとリンドーアが1・2番を打つと仮定すれば、3番はコンフォート、スミス、マクニールの3人が候補になるが、そのなかでディコーモは最も完成度の高い打者であるコンフォートをチョイスした。3番が左打ちのコンフォートのため、4番は右打ちのアロンゾ。5番には左打ちのスミスが入るとの予想だが、左腕に対して右打ちのデービスが起用されるケースもありそうだ。

どの打順もこなせるマクニールは消去法で6番に入る形となった。左打ちのマクニールに続いて、7番は右打ちのデービス、8番は左打ちのマッキャン。もちろん、このラインナップが162試合を通して固定されるわけではなく、打順が入れ替わったり、控え選手が起用されたりするケースは出てくる。いずれにしても相手投手にとって上位から下位まで気の抜けない強力打線となるはずだ。

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