阪神 コテコテ過ぎる「ウル虎イエローユニホーム」に虎ナインもざわざわ…

2021年の「ウル虎イエローユニホーム」を着た阪神・藤浪

阪神は18日に「ウル虎の夏2021」で選手たちが着用する「ウル虎イエローユニホーム」を発表。そのあまりにも〝関西すぎる〟コテコテなデザインに、虎党のみならず、当の阪神ナインたちもザワついている。

今年のウル虎ユニは前面全体に、牙を剥く虎の顔をプリントしたド迫力仕様。ネット民からも「保守的な阪神としては〝攻めた〟デザイン」「どう見ても大阪のオバちゃんが商店街とかで着てるやつ」「タテジマとか虎柄とかいうレベルじゃない。本物の虎になる覚悟ができた表れだ」などなど賛否両論。「ウル虎ユニ」はツイッター上でもたちまちトレンド入りした。

今年のウル虎ユニを見せられた虎ナインたちの反応も様々だ。開幕投手に内定している藤浪は言葉を選びながら「タイガースらしいな…。すごくタイガースらしいなと思います」とコメント。

開幕ローテの座を勝ち取ったルーキー左腕の伊藤将司投手(24=JR東日本)は「ザ・タイガーって感じがしますね…。僕も〝噛みついて〟いきます。(ウル虎イベントは)7月ですか…。そこまでしっかり(一軍ローテの座を)守れるようにしたいです」。社会人出身選手らしい落ち着いた対応は実に頼もしいばかりだが、その表情にはほんの少しだけ困惑の表情が見え隠れした。

「ウル虎の夏2021」は7月9~11日の巨人戦と同月12日~14日のDeNA戦(いずれも甲子園)で開催される。

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