U-24東京五輪代表メンバー選考 強豪アルゼンチン戦で堂安らベストメンバー招集

堂安(中)は久保(右)とともに強豪ゴロンビアと対戦した(2019年)

日本サッカー協会は19日、U―24アルゼンチン代表と対戦する国際親善試合(26日=東京、29日=北九州)に臨む東京五輪世代のU―24日本代表メンバー23人を発表。横内昭展監督(53)が選考について説明した。

A代表でも主力のMF堂安律(22=ビーレフェルト)がU―24代表に回ったことに関しては「堂安だけでなくA代表にかかわった選手がいるし、現時点で絡んでもプレーできる選手はいる。ただ今回に関しては、強豪アルゼンチンと試合をやれるということで、森保(一)監督とも協議してこっちでプレーしてもらおうという判断になった」。世界屈指の強豪相手に個人のレベルアップを図ると同時に、ベストメンバーに近い形で腕試しをする方針だ。

最終メンバー発表までは6月の2試合を残すのみだが「今回選ばれなかった選手も、たくさんのU―24の選手がJリーグや海外でプレーしている。この年代は急激に伸びる選手もいるので、まだまだ新しい選手が入ってくる可能性はある」とギリギリまで新戦力の発掘を継続する構えだ。

また、J1で6ゴールをマークしているFW前田大然(23=横浜M)が選外となったことには「前田に関しては活躍しているし得点を取って良い選手なのは間違いないが、今朝の段階でいろんな情報で判断してこのメンバーを選んだ」と説明した。

アルゼンチンを相手にどんな戦いを見せるのか注目が集まる。

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