【Tポイント×ENEOS】渋野日向子〝オサダ〟活躍で4位発進「3戦目にしていいゴルフ」

5アンダーと好発進の渋野日向子

国内女子ゴルフ「Tポイント×ENEOS」初日(19日、鹿児島・鹿児島高牧CC)、渋野日向子(22=サントリー)が6バーディー、1ボギーの67をマーク、首位と3打差の5アンダー、4位と好スタートを切った。首位は高橋彩華(22=東芝)で8アンダー。

出だしの1、2番を連続バーディーとするなど、安定したプレーでスコアを伸ばした渋野は「今年始まってから一番、自分の思ったショットが打てた回数が多かったです。3戦目にしていいゴルフができました」。後半9ホールのノーボギーに満足感を漂わせた。

過去2戦から変えたのはアイアンショットでキャリーの距離を意識したこと。「ウエッジでは意識していたんですけど、ロングアイアンではなかなかイメージしづらくて、今まではピンまでの距離とエッジまでの距離しか考えていませんでした」と明かした。

14番パー4でこの日5つ目のバーディーをもたらしたのは2本入れている6Iの「長い方」。残り160ヤードからの2打目を4メートルにつけた。

「長い方の6Iは〝オサダ〟って呼んでます。最近チョコプラの動画を見るのにはまっているので」。〝長〟の一文字以外に関連性は見当たらないが、お笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平から取って名付けたとのこと。400ヤード越えのパー4が3つのコースセッティングだけに週末も〝オサダ〟が活躍する場面がありそうだ。

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