環境学習の成果披露 岡富中生が児童に授業

寸劇や紙芝居を用い、SDGsについて児童に説明した岡富中生

 国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」について知ってもらおうと、延岡市・岡富中(粟田茂樹校長、301人)の1年生112人は15日、岡富小で出前授業をした。自分たちが学んできた環境学習の成果を、分かりやすく披露した。
 生徒たちは段ボールとペットボトルを使って作ったおもちゃを紹介したり、寸劇をしたりして、リサイクルの大切さを訴えた。同市のNPO法人「コノハナロード延岡市民応援隊」の松田庄司理事長が主人公の、オリジナルの紙芝居も披露。五ケ瀬川堤防沿いで植栽や木々の管理などを行っている例を紹介した。
 司会を務めた山口凜子さん(13)は「分かりやすく簡単に伝えることを意識した。リサイクルなどを忘れないでほしい」、話を聞いた甲斐成美さん(7)は「ごみ拾いをしようと思った」と話していた。

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