大相撲春場所6日目(19日、東京・両国国技館)、大関復帰を目指す関脇照ノ富士(29=伊勢ヶ浜)は幕内霧馬山(24=陸奥)を豪快につり出して5勝1敗。取組後は「落ち着いてまわしを取ってやろうと思いました」と振り返った。
5日目に初黒星を喫したが「一日一番なので気持ちを切り替えてやろうと思ってました」と引きずることはなかった。
土俵下の伊勢ヶ浜審判長(60=元横綱旭富士)は「連敗しないのも大事。今日は落ち着いて取れていたんじゃないか」と指摘。
大関昇進へ着実に星を重ねる照ノ富士は「できることをやっているだけ。また明日から頑張ります」と気を引き締めた。