格闘技イベント「ＲＩＺＩＮ．２７」（２１日、愛知・日本ガイシホール）の出場全選手インタビューが１９日にオンラインで行われ、プロレスラー・宮本和志（４２）と対戦する、大相撲出身で元十両貴ノ富士のスダリオ剛（２３）が心境を語った。
宮本との試合については「研究材料がないのでイメージするしかないが、力があって気持ちも強そう。真っ向勝負の殴り合いになるのでは」と展開を予想した。
これまでの２戦ではいずれも秒殺決着だったが、仮に長丁場になったとしても「疲れてもパワーは落ちないと思っていて、コーチのエンセン（井上）さんからも『気持ちさえ落ちなければ、絶対大丈夫』と言われている」と自信を見せた。
宮本からは「プロレスラーに向いている」と〝スカウト〟の言葉があったことを伝えられると「ハハハ！ 今は格闘技のことしか考えていないので」とやんわりと拒絶。続けて「目標があるのでそれに向かって突き進んでいきたい。ＵＦＣ？ もちろんそういう高いところにもあるが、まずはＲＩＺＩＮで日本の格闘技のヘビー級市場を復活させていけたら」と先を見据えた。
同じく宮本の「全てを受け切って勝つ」との言葉には「受けてくれるならそのままぶっ倒します。でも正直、あんまり簡単に決めたくないなという気持ちもあるので、いじめたいですね」と不敵に笑い、必勝を宣言した。
