新型コロナウイルス感染症を巡り、県内で19日、2人の死亡と10歳未満～90代の男女111人の感染が新たに確認された。うち66人の感染経路が不明という。
横浜市によると、亡くなったのは入院していた市内在住の90代の男性と女性で、女性はクラスター（感染者集団）が発生した特別養護老人ホームの入所者。男性の感染経路は不明で、2月16日に陽性が判明し、その後状態が悪化していた。
これまで職員など4人が感染した市内の通所介護施設では、新たに利用者2人の感染が分かり、市はクラスターと認定した。
市内のクラスターを巡っては、日本体育大学の硬式野球部で部員2人の感染を新たに確認。感染者数は計34人になった。
◆変異株は2人
県は19日、県内で既に発表されている新型コロナウイルス感染者のうち、40代の男女2人が変異株に感染していたと発表した。英国で報告されている変異株の疑いとされる。男性は女性の濃厚接触者で、いずれも軽症という。県内の変異株感染者は53人となった。
