【切手美人inザ・ワールド】2019年・フランス領ポリネシア ミス・タヒチからミス・フランスへ

ミス・フランスのバイマラマ・チャベスさんの切手

フランスは世界各地に海外県、海外領土を持っていて、南太平洋に浮かぶ美しい島、タヒチもその中の1つ。フランス領ポリネシアとして独自の切手を発行しています。

今回、ご紹介するのは同地域発行(2019年)の一枚。絵柄は18年にミス・タヒチになったバイマラマ・チャベスさんのポートレートです。ポリネシア、アイルランド、ポルトガルのルーツを持つ女性で、小麦色の肌に青い瞳が印象的。19年度のミス・フランスにも輝いています。

ミス・フランスは約100年の歴史を持つフランス本土の美人コンテストですが、19年度から審査員が全員女性になり、外見だけではなく、内面も評価の対象に。バイマラマさんは10代のころ、80キロを超す肥満体で、ひどくいじめられた経験があり、運動と食事療法で乗り越えたとか。そんなエピソードも優勝の決め手の1つになりました。

歴代のミス・フランスはミス・ワールドやミス・ユニバースの候補になることが多いのですが、バイマラマさんはミス・フランスの1年間の任期を終えたら、さっと引退してしまいました。その後、歌手としてデビューして、20年にアルバムを発表しています。ユーチューブで検索すると、ちょっとハスキーな声で歌う彼女のかわいらしい姿がチェックできますよ。

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