【新型コロナ】神奈川県、コロナワクチン副反応の電話相談窓口を開設 黒岩知事「4月に備えたい」

 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、神奈川県は22日、接種後の副反応などに電話で対応する専門相談センターを開設した。看護師らが24時間体制で相談に応じる。

 県内では医療従事者らへの優先接種が進められており、高齢者の接種が4月から始まる見通し。

 センターでは接種後、継続的に副反応が疑われる症状が出たり、医学的な知識が必要になったりする相談に応じる。まずは10人体制でスタートし、4月からは25人体制に増員する。接種の時期や場所などの問い合わせは市町村の窓口が受け付ける。

 黒岩祐治知事は「専門的な相談に答える形でやる。4月から始まる住民接種に備えたい」と述べた。

 開設期間は9月末までを予定し、住民接種の状況次第で延長も検討する。

 センターの連絡先は電話045(285)0719。

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