コロナ関連破たん、近畿(2府4県)で200件に

 

 3月22日16時時点で、近畿(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山)の「新型コロナウイルス」関連の経営破たん(負債1000万円未満含む)が累計200件(倒産186件、弁護士一任・準備中14件)に達した。
 月別推移では、2020年10月に過去最多となる27件を記録した。以降、11月15件、12月10件、21年1月22件、2月19件と20件前後で推移。3月に入り6件が確認され、200件の大台に達した。

 飲食業や宿泊業を中心に厳しい経営環境が続いている。長引くコロナ禍で過剰債務に陥っている企業もあり、「新型コロナ」関連破たんは引き続き高水準で推移する恐れがある。

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