ソフトボール五輪代表に藤田選出 地元 喜びや激励 「子どもたちに夢を」

 2008年北京大会に続く「金メダル獲得」を掲げるソフトボール日本代表。主力としての活躍が期待される藤田(ビックカメラ高崎、佐世保市出身)の順当な選出について、地元の関係者らからは喜びや激励の声が上がった。
 藤田は佐賀女高へ進むまで佐世保市で育った。港小でソフトボールを始め、崎辺中でエースとしてチームをけん引。中学時代に指導した古立真仁教諭(小佐々中)は「選ばれるとは思っていたけれど、安心した。うれしいの一言。本番までけがのないように過ごして、子どもたちに夢を与えるプレーをしてほしい」とエールを送った。
 県ソフトボール協会の米倉博理事長は「長崎県から五輪選手が出るのはすごいし喜ばしい。ぜひメダルを取って、五輪が終わったら、バッテリーキャンプ(県協会などが開いている子ども教室)にも来てほしい」と期待を膨らませていた。

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