アゼルバイジャン移籍の本田圭佑 〝デビュー戦〟でいきなりゴール

本田圭佑

アゼルバイジャン1部ネフチ・バクーに加入した元日本代表MF本田圭佑(34)が、新天地での実戦デビュー弾で東京五輪代表入りへ猛アピールだ。

本田は24日に行われたU―21アゼルバイジャン代表との練習試合で先発出場し、新天地での対外試合デビューを果たした。

慣れ親しんだ背番号4のユニホームを身にまとってピッチに立つと、ブラジル1部ボタフォゴ退団から約3か月離れていた実戦のブランクを感じさせないプレーで攻撃をけん引。前半24分には味方が得たPKを決めていきなりゴールを奪い、周囲からの信頼も得ていることも示した。

本田は前半のみで交代したがチームは3―1で快勝。〝デビュー戦〟としては最高のスタートを切ったと言えるだろう。アゼルバイジャンのスポーツ情報を扱うロシアメディア「アゼリスポーツ」も注目の一戦を速報し「ホンダが(U―21)代表を相手にネフチの勝利に貢献」と本田の写真を掲載してその活躍を大々的に報じた。

ネフチ・バクーでの公式戦デビューは早ければ4月4日のリーグ戦のスムガイト戦になる予定。目標とする東京五輪代表のオーバーエージ枠入りへ向けて、いよいよ本田の挑戦が始まった。

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