日本代表FW大迫勇也(30=ブレーメン)が3―0で勝利した25日の韓国戦(日産ス)に得意のワントップで先発出場し、2得点に絡む活躍を見せた。
今季の大迫はブレーメンでリーグ戦17試合に出場しながら、ゴールを決められず、苦しいシーズンを過ごしている。しかし、この日は「久しぶりにワントップでできたので、もう一回、何も考えずにできた。自分のプレーをそのまま出せた」。前半17分にゴール前でヒールパスを送り、DF山根視来(27=川崎)のA代表初先発初ゴールをアシスト。同27分には、相手を引きつけてスペースをつくり、MF鎌田大地(24=Eフランクフルト)のゴールをお膳立てした。
ただ、自身はノーゴール。「今日は僕がチャンスメークというか、起点をつくるシーンが多かったので」と苦笑いしながらも「次に切り替えて得点は狙いたい」とリベンジを誓った。
次戦は30日に行われるカタールW杯アジア2次予選のモンゴル戦(フクアリ)。守備を固めてくることが予想されるものの「全然心配していない。しっかりチームが勝てるように全力を尽くすだけ」と気合は十分。
代表活動で調子を上げ、再び飛躍のきっかけをつかむ。