【ボクシング】井上尚弥は2戦連続でラスベガス決戦 相手はマイケル・ダスマリナスが濃厚

井上尚弥

WBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(27=大橋)が6月19日にIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)とラスベガスで対戦することが濃厚となった。ボクシング専門誌「ザ・リング」が25日に報じた。

もともとは日本で試合を開催するプランを検討していたが、同誌によると、米興行大手トップランク社のボブ・アラム氏は「日本の問題は外国人が入国する場合、2週間の隔離が必要になることだ」とし「このルールのため、日本人は海外の選手と戦うことができない」と話し、米国開催が決まったという。

井上尚は昨年10月31日に「聖地」ラスベガスでの初試合でジェーソン・モロニー(オーストラリア)に7回KO勝ちし、防衛に成功。2戦連続の米国決戦となるが、アラム氏は「彼が戦いのために戻ってくることをうれしく思う」とコメントしていた。

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