【ボクシング】6階級王者のデラホーヤが7月3日の再起戦を正式表明

オスカー・デラホーヤ

ボクシングの元世界6階級制覇王者のオスカー・デラホーヤ(48=米国)が26日(日本時間27日)、7月3日に復帰戦を行うことを発表した。

この日はラスベガスでユーチューバーのジェイク・ポール(24)と元総合格闘家のベン・アスクレン(36=ともに米国)が4月17日に対戦するイベントの記者会見が行われていた。

その席上でデラホーヤは突然「7月3日にカムバックする」と自身の復帰戦の具体的な日程を発表した。

2008年12月にマニー・パッキャオ(42=フィリピン)にTKO負けして以来リングから遠ざかっているデラホーヤは、昨夏に現役復帰を表明。この日、独立記念日前夜のイベントでリングに戻ることを発表した。

試合形式などは未定だが、米スポーツ専門局「ESPN」はテキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムが会場の有力候補で、相手は「UFCの大物」になりそうだ、としている。

「ESPN」によれば、デラホーヤは米動画投稿アプリ運営会社の「トリラー」と複数試合の契約を結び、7月の試合もペイ・パー・ビュー(PPV)で放送される。

パッキャオの他にもフロイド・メイウェザー(44)、バーナード・ホプキンス(56=いずれも米国)やフェリックス・トリニダード(=プエルトリコ)といった大物と戦ったデラホーヤは、米メディア「ボクシング・シーン」によると通算19回のPPVで述べ1400万件超の視聴者と、7億ドル(約770億円)を売り上げを記録したという。

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