巨人・原辰徳監督(62)が早くも動いた。28日のDeNA戦(東京ドーム)で先発した今村信貴投手(27)が初回に1点を失い、先制点を献上した。
先頭打者の桑原に右中間二塁打を浴び、一死三塁となってからルーキーの牧に左翼線を破る適時二塁打を許した。その後は得意のシュートなどを駆使して左打者の内角を突きながら追加点を与えなかったが、球数は初回から25球を要した。
すると、イニング間のベンチでは原監督は立ったまま、今村とコンビを組んでいる大城卓三捕手(28)に身振り手振りを交えて言葉を投げかけ、大城も「はい」とうなずきながら耳を傾けた。
指揮官は21日のオープン戦で今村―大城バッテリーが初回3失点を喫した際に、ベンチで大城を〝説教〟。外角に偏った大城のリードに「『リードは考えなきゃな』という話はした。弱々しく見えた」と指導していた。