森保監督が初招集組を絶賛 韓国戦は「全員使いたかったくらい」

オンラインでモンゴル戦公式会見に臨む森保監督

日本代表の森保一監督(52)が今回の活動で初招集した“チルドレン”を絶賛した。

25日の日韓戦、30日に行われるカタールW杯アジア2次予選モンゴル戦(フクアリ)を戦う今回の代表活動では、GK前川黛也(26=神戸)、DF山根視来(27=川崎F)、DF中谷進之介(25=名古屋)、DF小川諒也(24=東京)、MF江坂任(28=柏)、MF脇坂泰斗(25=川崎)、MF川辺駿(25=広島)、MF稲垣祥(29=名古屋)の8人が初招集を果たした。

日韓戦では山根がA代表デビュー戦で決勝ゴールを決めるなど初招集組が存在感を見せる中、29日にオンラインで公式会見に臨んだ指揮官は「8人の初代表、僕が監督になってからの初招集を含めると10人の新しい選手に来てもらった。Jで結果を出しているのでみんなすばらしい選手で、個の力を示し、スペシャルなものを持っている。韓国戦でもプレッシャーがかかる特別な試合で使っても大丈夫だと。交代枠が許されるなら全員使いたかったくらい」とその働きぶりを高く評価した。

まだ起用できていない選手もいるが「今回招集した選手たちは修羅場をくぐり抜けてきているので、メンタル的にも安定していて練習の取り組み方が最高にいい」と練習で猛アピールが続いている様子。「プレッシャーのかかる試合を経験することで成長できるし、日本代表としてプレーするからには厳しいプレッシャーの中でやるのは当たり前だし幸せだと思って楽しめるくらいになってほしい。チャンスはあると思うので経験値を上げてもらえるようにできたら」と今後の抜てきにも前向きな姿勢を見せた。

指揮官からの評価が“爆上げ”の初招集組。W杯に向けて大きな戦力となりそうだ。

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