レアルでC・ロナ、ハーランド、エムバペの共存は可能なのか スペインメディアの考察は…

C・ロナウドは新星と共存できるのか(ロイター)

〝夢の攻撃陣〟は実現するのか。スペイン1部レアル・マドリードでは今夏の移籍市場でフランス1部パリ・サンジェルマンの同国代表FWキリアン・エムバペ(22)とドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)の両獲り計画を進めているが、さらにここにきてイタリア1部ユベントスの退団が決定的なポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)の復帰も取り沙汰されている。

同クラブの専門メディア「デフェンサセントラル」は「クリスチアーノ、エムバペ、ハーランドは一緒にプレーできるだろうか。(ジネディーヌ・)ジダン監督(48)が世界的スター3人をまとめるために適用すべきスキームを分析する」と題して、夢の3トップの起用法を予測した。

いずれも絶対的なエースストライカーだけに共存は困難に映るが、同メディアはこれまで3人が起用されてきたポジション別の成績を示しつつ「ハーランドはセンターFW、エムバペは左ウイング」を最適なポジションと指摘する。

C・ロナウドはRマドリード時代に左サイドを中心として中央で起用されることもあったが「マンチェスター・ユナイテッド時代には約90%が右ウイングでの起用だった。当時のような機敏で爆発的な選手ではなくなったが、彼には優れたポジショニングと知性がある」と右サイドの適性を強調。史上最強の3トップとして併用可能との見解を示した。そして控えの切り札として、FWカリム・ベンゼマ(33)を配し、まさに破壊力抜群の攻撃陣だ。

サッカーファンにとっては誰もが見たくなる壮大なプランだが、Rマドリードならば決して夢物語でもない。果たして、実現に至るか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社