【DDT】KO―Dタッグ王者・坂口征夫が防衛宣言「俺らがDDTということを見せつける」

KO―Dタッグ選手権調印式(左から樋口和貞、坂口征夫、HARASHIMA、岡林裕二)

4月11日のDDT東京・後楽園ホール大会で争われるKO―Dタッグ選手権の調印式が30日、東京・千代田区の神田明神で行われ、王者組の樋口和貞(32)&坂口征夫(47)と、挑戦者組のHARASHIMA(46)&岡林裕二(38)が火花を散らした。

登場するや、大会ポスターに同日行われるKO―D無差別級選手権の王者・秋山準と男色ディーノ2人の写真しか使われていないことに樋口が文句をつけ、ピリピリムードでスタート。

昨年大みそかの年越しプロレス、シャッフル・タッグトーナメントで優勝した「スマイルピッサリ」で挑むHARASHIMAは「みんなに元気を与えられるチーム。勝ってプロレス界を明るく照らしたい」とアピール。岡林も「ベルトを巻いて笑顔でリングを降りたい。ピッサリ!」と声を大にした。

元気な挑戦者組とは対照的に、坂口は静かな口調で5月に開幕する「アルティメットタッグリーグ2021」に言及。出場5チームにエントリーされていることに「なんでチャンピオンなのに出るの? 勝った奴が挑戦すればいい。さっきのポスターといい、おかしいんじゃねえか?」と不満タラタラ。

また岡林が大日本プロレス所属の選手であることから「強さは十分わかってるが、DDTの中に挑戦してくる奴いねえのか。ベルトを防衛してタッグリーグ戦も全勝して、俺らがDDTということを見せつける」と闘志を燃やした。

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