「理想形がまだできてない気がする」ヤクルト・高津監督 開幕4戦目で今季初勝利も反省の弁

今季初白星を喜ぶヤクルト・高津監督(左)

反省は尽きない。ヤクルトは30日のDeNA戦(横浜)に5―4で逆転勝ち。開幕4戦目で今季初勝利を上げた。高津監督は「すごいつらい思いをした開幕3連戦だったので、2021年の初勝利は特に気持ちが高まるうれしさがありました」と話した。

ただ、喜びばかりでもない。投手陣は開幕戦から4試合連続で先制点を許した。また、先発投手は27日の阪神戦から3試合連続で初回に失点をしている。攻撃陣もこの日は7回に塩見が1号ソロを放つまで、チャンスがありながらも得点できなかった。

指揮官は「勝つには勝ったんですけど、攻撃陣は反省しなきゃいけないでしょうね。先発も3試合で先に点を取られてというところ」とした上で「先に点を取って逃げ切るという理想形が、まだできてないような気がしますね。投げる方も打つ方も」と勝って兜の緒を締めた。

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