Bミュンヘンのレバンドフスキが約4週間の離脱 49年ぶりの大記録にも影響か

アンドラ戦で膝を負傷したレバンドフスキ(ロイター)

ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンは30日、所属するポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(32)が約4週間離脱すると発表した。

レバンドフスキは28日のカタールW杯欧州予選アンドラ戦で2ゴールを決めたものの、後半18分に右ヒザを負傷。ポーランドサッカー協会は、右膝側副靱帯損傷で全治10日程度と発表。ポーランド代表から離脱した後、Bミュンヘンで再検査を実施した結果、重傷だったことが判明したという。

エースの長期離脱となったBミュンヘンにとっては大打撃だ。首位に立つドイツ1部リーグで勝ち点差4の2位に迫るライプチヒ戦(3日)や連覇を狙う欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝(4月7、13日)のパリ・サンジェルマン(フランス)戦と大事な試合が続くだけに、タイトルレースへの影響は避けられない。

また、レバンドフスキ個人としても大きな痛手になるだろう。今季はドイツ1部で35ゴールをマークし、残り8試合で1971~年のゲルト・ミュラー以来となるシーズン40得点超を狙っていたが、今回の離脱で49年ぶりの大記録達成にも支障が出そうだ。

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