メッシが岡崎所属ウエスカ戦で2得点 クラブ通算出場の大記録到達

ミドルシュートを放つメッシ(ロイター)

15日(日本時間16日)に行われたスペイン1部リーグ第27節で、バルセロナFWリオネル・メッシ(33)が大記録到達に花を添えた。FW岡崎慎司(34)が所属するウエスカとのホーム戦でクラブ通算767試合目の出場。元スペイン代表MFシャビ氏(41)の歴代最多記録に並ぶメモリアル戦で貫禄の2得点をマークし、4―1の勝利の立役者となった。

欧州チャンピオンズリーグ(CL)はパリ・サンジェルマン(フランス)に粉砕されて無念の敗退。再出発を図るべく、3連勝中のリーグ戦に臨んだ。

前半13分、MFセルヒオ・ブスケツ(32)からの縦パスを受けたメッシは、足元へのスライディングタックルを瞬時にターンでかわすと、DF2人に寄せられる前に左足シュート。ボールはクロスバーの内側を叩いてゴールラインを割り、先制に成功した。

35分にFWアントワヌ・グリーズマン(29)が追加点。アディショナルタイムにPKで1点を与えたが、後半8分にショートコーナーを受けたメッシがDFオスカル・ミンゲサ(21)の得点をアシスト。さらに試合終了間際の45分には速攻からパスを受けた背番号10が左足ミドルシュートをゴール左に突き刺してダメ押しした。

偉大な記録に肩を並べ、いよいよ次節レアル・ソシエダード戦(21日=同22日)で新記録達成を狙う。首位アトレチコ・マドリードとの勝ち点差も4に縮め、逆転Vも視界に入ってきた。

なお、岡崎はベンチ入りしたが出場機会はなかった。

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