どこまで売り上げを伸ばすかが注目されるBTSのベストアルバム

韓国の人気グループ・BTSが、6月16日にベストアルバム「BTS,THE BEST」をリリースすることが発表された。

同作は、2017年からの4年半の間に日本でリリースした楽曲など全23曲を収録。

俳優の坂口健太郎主演の映画「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」(4月2日公開)の主題歌で、メンバーのJUNG KOOKが楽曲制作に参加し、人気バンド「back number」とコラボレーションした日本オリジナル曲「Film out」(4月2日配信リリース)も初収録。

また、収録曲で昨年8月にリリースしたデジタルシングル「Dynamite」は、米ビルボードのシングルチャート「HOT100」で初登場1位を獲得し、日本でも歴代最速でストリーミング1億回再生を突破するなど、世界的な大ヒット作となった。

先日行われた「第63回グラミー賞」では、ベストポップデュオ/グループパフォーマンスにノミネートされるなど、その実力が世界でも認められているが、満を持してのベストアルバム発売となる。

「新型コロナの影響で、この先、しばらくは来日できないだろう。日本のファンはメンバーたちに会えない日々でフラストレーションがたまっているはずなので、そんなファンたちにとってはこれ以上ないプレゼントになりそう」(音楽業界関係者)

そこで注目されるのが、どこまでCDの売り上げを伸ばすかだ。

「今や音楽ビジネスは配信が全盛期だが、ファンのためにそれなりの特典を付けたCDを発売するのでは。軽くミリオンは突破すると思われるが、すでに昨年いっぱいでの活動休止発表後の19年6月に発売した嵐のベストアルバムの売り上げは約220万枚。その数字を上回るか、また、どこまで迫るかが注目」(芸能記者)

アルバム発売後、旋風が巻き起こるかもしれない。

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