綾瀬市と神奈川県、中日本高速道路が整備を進めてきた東名高速道路・綾瀬スマートインターチェンジ(IC)が31日正午に開業した。新型コロナウイルスの感染防止のため、式典は行わず、古塩政由市長が最初の利用車両に小旗を振って祝った。
スマートICには交差する県道42号から出入りし、自動料金収受システム(ETC)搭載車のみ利用できる。横浜町田ICと厚木ICの中間に位置し、周辺地域の利便性向上が期待されている。
同市小園の用地に2013年度に着工、当初は18年3月の開業を予定していたが、用地買収が遅れるなどして2度にわたって延期された。1日の利用は9800台を見込んでいる。