ヘタフェ久保建英 再開戦のスタメンめぐりスペイン大手2紙の意見真っ二つ

久保はU-24代表での勢いを持ち込めるか

スペイン1部ヘタフェのU―24日本代表MF久保建英(19)は、3日(日本時間4日)のオサスナ戦からリーグ戦の戦いを再開させる。

3月29日のU―24アルゼンチン代表戦(北九州)では正確なCKで2つのアシストを記録し、3―0の勝利に貢献。出場機会を減らしていたチームでの状況からの巻き返しなるかが注目される中、スペイン紙「マルカ」は、2トップの一角として21日のエルチェ戦に続く先発と予想。スタメン選手として期待した。

一方、同国紙「アス」はベンチスタートとした。やはり残留争いに巻き込まれているヘタフェにとって今後も負けられない試合が続くだけに、チームの基本戦術である4―4―2の守備的布陣では、守備力に劣る久保の先発は厳しいと判断したようだ。

久保は3月の代表活動中にクラブでの現状について「思っていたよりもうまくいっていないのが現状。でも去年も残り10試合くらいのラストスパートで自分が良い評価をもらえたことで、今季のスタートにつながってきたと思うので、残り10試合が一番大事だと思う。ここから今つかんだものを離さずに、ラストをいい感じで終われたら結果オーライなのかなと思う」と語っていたが、思い通りの締めくくりを迎えられるか。

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