「地産地消で応援」 長崎・浜屋で春の県産品まつり 14日まで

アジフライなどの実演販売や農水産品がそろう春の県産品まつり=長崎市、浜屋百貨店

 長崎県内の特産品を集めた第39回「春の県産品まつり」が1日、長崎市浜町の浜屋百貨店で始まった。会期を2期に分けて14日まで開催。「地産地消で応援」を掲げ、90店舗が農水産品や菓子、工芸品など約4千点を出品する。
 県と県物産振興協会主催。新型コロナウイルス感染防止対策で「密」を避けるため、店舗間の通路を広げて実施。会期を第1弾(1~6日)と第2弾(8~14日)に分け、店舗は入れ替わる。試食は提供しない。
 初出店は全会期で19店。第1弾では「中華料理王鶴」(同市)が雲仙ポークの角煮などを使った弁当を実演販売。「バラモン食堂」(同)のアジフライも人気を集めていた。同市西泊町の山田ヒフミさん(89)は「毎回楽しみ。息子が大好きなサバずしを買えてよかった」と話した。
 浜屋百貨店は6日まで「お家で春の県産品」と題し、出店事業者の一部商品をオンラインストアでも販売している。

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