競泳の東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権が、3日から東京アクアティクスセンターで開幕する。白血病から完全復活を目指す女子の池江璃花子(20=ルネサンス)は50メートルと100メートル自由形、50メートルと100メートルバタフライの4種目にエントリー。2024年パリ五輪を目標にしながらも、大舞台の切符を手にするか注目が集まる。
池江の出場種目では、まず大会初日(3日)に100メートルバタフライ予選と準決勝、第2日(4日)に同決勝が行われる。
結果次第で五輪の個人、リレー種目出場の可能性が出てくる100メートル自由形は第5日(7日)に予選、準決勝、第6日(8日)に決勝を行う。
2月の東京都オープンで復帰後初優勝を飾った50メートル自由形は第7日(9日)が予選、準決勝で、最終日(10日)が決勝。また、最終日は非五輪種目の50メートル予選、決勝が行われるため、8日間で最大11レースに出場することになる。
池江は「大変だとは思うんですけど、レースごとに気持ちを切り替えて少しでもいい記録を出せたら」と語った。