少しずつ調子を取り戻しつつある。ヤクルトの村上宗隆内野手(21)が2日の巨人戦(東京ドーム)に「4番・三塁」で先発出場。両軍無得点で迎えた6回に、先制の3号2ランを放った。
試合前の打率は1割と低迷していた村上。初回二死一塁での第1打席、4回一死での第2打席はともに空振り三振に倒れた。それでも6回一死一塁で迎えた第3打席に見せた。巨人先発・野上の3球目の変化球を右翼ポール際に放り込む先制の3号2ランとした。
村上は3月31日のDeNA戦以来の安打で、今年の安打は3本目。しかも、この日を含めてすべて本塁打だ。村上は「(先発の)小川さんが頑張って投げているので、何とか先に先制点を取ってあげたかったですしこの雰囲気を変えたかったです」と話した。