前夜〝エラー〟のショックなし 広島・菊池涼が猛打賞!「攻めてチャレンジ」と積極守備も継続

菊池(中)は猛打賞でチームをけん引

広島・菊池涼介内野手(31)が攻守でチームをけん引している。3日のDeNA戦(横浜)では3回、安部の同点アーチの直後に勝ち越しの2号ソロ。この一発を含め、この日は5打数3安打の猛打賞で打率5割とした菊池涼は「自分で決めてやろうという意識は一切ない。いつも通り後ろにつないでいくという気持ちだけ」と振り返った。

昨夜の一戦では8回の守備時に桑原の打球をこぼし、2年5か月ぶりに失策を記録。佐々岡監督も「ちょっときつい」とこぼすほど微妙な判定だったが、本人に後悔はない。「結果的にエラーは付いたが、あそこで待って取って内野安打になるくらいなら攻めてチャレンジしたほうが投手としても納得できるかなと思う。僕的にもいつも通りのプレーです」と明かす。

攻守で躍動する背番号33に指揮官も「守りは当然だが、(打撃でも)チャンスを作ってくれていいところでも打ってくれている。しっかりと引っ張ってくれている」と最敬礼。3連覇を知る男が首位キープの原動力となっている。

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