29日の愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会でGHCナショナル王者の〝野獣〟藤田和之(50)に挑戦する杉浦貴(50)が、壮絶勝負を予告した。
3日の横浜ラジアントホール大会で大原はじめ(36)と対戦し、10分8秒五輪予選スラムで勝利すると「ジュニアだけど正面からきて、気持ちよくできたよ」と充実の表情で話した。
藤田とはタイトル戦の前に18日の東京・後楽園ホール大会でのタッグ戦でも激突するが「徐々にエンジンを上げて、前哨戦で肌を合わせて名古屋でガッチリとね、真っ向勝負をしたい」と意気込む。
最近の藤田と言えば、相手選手に鋭い視線を送り長時間にらみ合う展開が〝代名詞〟となりつつあるが、ベテランらしく「俺はにらみ合いは嫌いだから付き合わない。彼が動かないなら俺から動いてポジションを取りに行く」と揺さぶりをかけることも忘れない。
さらに「まさか藤田とベルトをかけて、しかも彼がチャンピオンの立場で戦うことになるとは思わなかった。20年プロレスをやってきて、何があるか分からない。ワクワクするけど震えもするし、いろんな思いがある」と感慨深げに話した。
日本最強の50歳はいったい、どっちだ!?