〝韓国のヒジ打ち男〟MF李桐浚がリーグ再開初戦で決勝点

〝韓国のヒジ打ち男〟こと同国代表MF李桐浚(イ・ドンジュン=24、蔚山)が、Kリーグ再開初戦となった3日の城南戦で決勝ゴールを決めた。前半22分から出場すると、その4分後に頭でゴールネットを揺らし、チームに1―0の勝利を呼び込んだ。

韓国紙「スポーツソウル」によると、李はチームから招集された他の代表選手とともに蔚山の洪明甫監督(52)とミーティングを行ったことについて「監督は経験豊富な方。代表選手ならば勝たなければならないと話してくれた。チームでもっと努力し、発展しなければならないと。その部分をうまくやっていきたいと思う」と、さらなる成長を誓ったという。

李は先月25日の日韓戦(日産)でDF冨安健洋(22=ボローニャ)へエルボーを食らわせた選手として有名になった。日本のみならず、韓国でも批判が飛び出すほどだった。今後もチームで活躍すれば、再び同国代表に招集される可能性も高いが、再び日韓戦をやるときは〝悪癖〟もしっかり治してからにしてほしいところだ。

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