まるで天然のイルカショー 日本海に11頭の姿 上越市茶屋ケ原

 上越市茶屋ケ原の日本海で3日夕方、11頭ものイルカが現れ、水上から顔を出したり、飛び跳ねたりした。大海原でのつかの間のイルカショーに、たまたま通りかかった家族連れやカップルが見入っていた。

海面から顔を出すイルカ(3日午後5時ごろ、上越市茶屋ケ原)

 群馬県からドライブで来た男性は、海面にひれのようなものが見え、動いていたことから車を止めて海を見に来たという。「天然のイルカショーだね」と喜んでいた。

 いとう釣具店(同市春日新田1)によると、イルカは春から秋にかけて上越近海に現れ、黒井の堤防付近でも目撃されることがあるという。イワシ、アジの他イカなどを餌にする。

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